Windows Server 2019 で、セッションベースのデスクトップ(RDS)を手っ取り早く構築する 第1回

1.リモートデスクトップサービスの種類

まず、Windows のリモートデスクトップサービスには次の2つがありますが、本投稿では、「セッションベースのデスクトップ」を展開する方法について説明します。

1. 仮想マシンベースのデスクトップ
2. セッションベースのデスクトップ ※本記事での説明対象

本題に入る前に2種類の違いについて、簡単に説明します。

仮想マシンベースのデスクトップとは

「仮想マシンベースのデスクトップ」は、いわゆるVDI(仮想デスクトップインフラストラクチャ)で、Hyper-Vのテクノロジーを利用して、仮想マシンを展開する方法です。以下のようなイメージです。

セッションベースのデスクトップとは

一方、「セッションベースのデスクトップ」とは、いわゆるRDSです。普通に「リモートデスクトップ」というときのリモートデスクトップと同じものだと考えていただいて差し支えありません。通常、リモートデスクトップは2セッションまでしか利用できませんが、セッションベースのデスクトップを構成することで、3セッション以上利用できるようになります。

セッションベースのデスクトップ

2. 構成

これ以降はセッションベースのデスクトップについて、記述します。リモートデスクトップサービスを構成するコンポーネントには以下があります。
・RDS接続ブローカー
・RD Webアクセス
・RDセッションホスト
そして展開方法には以下の2つがあります。
1. 標準の展開:2台以上のサーバーにコンポーネントを展開
2. クイックスタート:1台のサーバーにすべてのコンポーネントを導入

今回は上記のコンポーネントを1つのサーバーにインストールする「クイックスタート」で展開を行います。

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