Windows Server を10分でサクッと現調する

スポンサーリンク

Windows Serverの移行や再構築をするときに、現在のOSの状態を調査することがあると思います。調査時間が限られることも多いので、この情報は取っておきたいというものを紹介したいと思います。とりあえず情報を取得しておけば、後で必要になったときに見返すことができます。

  1. システムの基本情報
  2. 適用されているグループポリシー
  3. ディスク情報
  4. 役割と機能
  5. サービス
  6. インストールされたプログラム
  7. ファイアウォール

1. システムの基本情報(コマンドプロンプト or PowerShell)

システムの基本情報をCドライブ直下に出力。

> systeminfo >> C:\systeminfo.txt

※参考:「コマンドプロンプト」の開き方

2. 適用されているグループポリシー (コマンドプロンプト or PowerShell)

サーバーに適用されているグループポリシーをCドライブ直下にhtml形式で出力。

> gpresult /h C:\gpresult.html

3. ディスク情報 (PowerShell)

ドライブのサイズ、残サイズをCドライブ直下に出力。

> get-Volume >> C:\get-Volume.txt

※参考:「PowerShell」の開き方

4. 役割と機能 (Powershell)

役割と機能の一覧をCドライブ直下に出力。

> get-windowsfeature >> C:\get-windowsfeature.txt

5.サービス

1. サービス一覧を起動する。
※参考:「サービス一覧」の開き方

2. 一覧のエクスポートより、エクスポートします

[補足]
Powershellで一覧を出力することもできますが、「手動」と「手動トリガー開始」が両方とも「Manula」と表示され区別ができません。

> get-wmiobject win32_service | select DisplayName,Name,State,StartMode,StartName | sort DisplayName | Export-csv c:\service_list.csv

6. インストールされたプログラム

1.「プログラムと機能」をを起動。
※参考:「プログラムと機能」の開き方

2. 表示された一覧の画面をキャプチャする。

[補足]
完全に同じ情報はとれませんが、Powershellでも一覧を取得できます。抜け漏れがあるのであくまで参考情報としてご利用ください。

方法1 W32 から情報を取得

> Get-CimInstance Win32_Product | select Name, Package, InstallDate

方法2 レジストリから情報を取得

> Get-ItemProperty HKLM:\Software\Wow6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall* | Select-Object DisplayName,DisplayVersion,Publisher,InstallDate | Format-Table

7.ファイアウォール

1.「Windows Defender ファイアウォール」を起動する。
※参考:「Windows Defender ファイアウォール」の開き方

2. 「受信の規則」と「送信の規則」をそれぞれエクスポート。

以上。

コメント