1. 動作確認済みOS
- Windows Server 2012/2012R2
- Windows Server 2016
- Windows Server 2019
- Windows Server 2022
2. 事象
「監査のポリシー」の設定を変更しても反映されずに元に戻る。
3. 原因
セキュリティオプションの下記のポリシーが有効になっていることが原因です。
監査: 監査ポリシー サブカテゴリの設定 (Windows Vista 以降) を強制して、監査ポリシー カテゴリの設定を上書きする
4. 対策
下記のポリシーを無効または未定義に変更することで「監査のポリシー」の設定が反映されるようになります。※設定の変更にはOSの再起動が必要です。
監査: 監査ポリシー サブカテゴリの設定 (Windows Vista 以降) を強制して、監査ポリシー カテゴリの設定を上書きする
4.1. ポリシーを無効にする
設定を「無効」に変更した後、再起動します。
4.2. ポリシーを未定義にする
ポリシーをデフォルトの未定義に変更したい場合は SCENoApplyLegacyAuditPolicy を削除してください。
1. レジストリエディタを起動する。
※参考:「レジストリエディタ」の開き方
2. 下記のキーに移動します。
HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Lsa
3. 下記のバイナリ値を削除します。
SCENoApplyLegacyAuditPolicy
4. OSを再起動します。
以上。
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