✔ 確認OS
- Windows Server 2016
Windows Server の自動更新を無効化したにもかかわらず、イベントログに下記のイベントが記録されることがあります。
Windows Update は更新プログラムのダウンロードを開始しました。
実はこれは、勝手にWindows Updateがおこなわれているわけではありません。Windows Update エージェントはOSの更新プログラム以外にも、Windows Defenderの定義ファイルやドイラバーの更新も実施し、その他ミングでイベントID 44が記録されます。
ではどうやってWindows Updateかそうでないかを判断するかというと、詳細タブを見るて内容を確認します。以下の画像はWindows Updateによるものです。
OSの更新プログラムの場合
OSの更新プログラムの場合は以下のように表示されます。KBでGoogle検索すると詳細な情報がでてきます。この場合はWindows Updateが本当に無効になっているか確認した方が良いでしょう。
Windows Defenderの場合
Windows Defenderの場合は以下のようになります。
※Windows Update の自動更新を無効にすると、Windows Defenderの定義ファイルの更新も無効になるので、このパターンは少ないでしょう。
ドライバー更新の場合
以外と多いのがこのパターンかも知れません。筆者はWindows Updateを無効にしているVMware上での仮想マシンで、イベントID 44に遭遇しました。「詳細」タブを確認したところ仮想マシンのNICのドライバがダウンロードされていました。
※顧客環境のため画像はなし
VMware, Inc. – Net – 1.8.XX.X
<参考サイト>
Windows 10 / Windows Server 2016 でも Windows Update の自動更新は止められます
以上。
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