Windows Update を無効化したのにイベント ID44「Windows Update は更新プログラムのダウンロードを開始しました。」が表示される

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確認OS

  • Windows Server 2016

Windows Server の自動更新を無効化したにもかかわらず、イベントログに下記のイベントが記録されることがあります。

Windows Update は更新プログラムのダウンロードを開始しました。

実はこれは、勝手にWindows Updateがおこなわれているわけではありません。Windows Update エージェントはOSの更新プログラム以外にも、Windows Defenderの定義ファイルやドイラバーの更新も実施し、その他ミングでイベントID 44が記録されます。

ではどうやってWindows Updateかそうでないかを判断するかというと、詳細タブを見るて内容を確認します。以下の画像はWindows Updateによるものです。

TEST

OSの更新プログラムの場合

OSの更新プログラムの場合は以下のように表示されます。KBでGoogle検索すると詳細な情報がでてきます。この場合はWindows Updateが本当に無効になっているか確認した方が良いでしょう。

Windows Defenderの場合

Windows Defenderの場合は以下のようになります。
※Windows Update の自動更新を無効にすると、Windows Defenderの定義ファイルの更新も無効になるので、このパターンは少ないでしょう。

ドライバー更新の場合

以外と多いのがこのパターンかも知れません。筆者はWindows Updateを無効にしているVMware上での仮想マシンで、イベントID 44に遭遇しました。「詳細」タブを確認したところ仮想マシンのNICのドライバがダウンロードされていました。
※顧客環境のため画像はなし

VMware, Inc. – Net – 1.8.XX.X

<参考サイト>

Windows 10 / Windows Server 2016 でも Windows Update の自動更新は止められます

以上。

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