1. 事象
Backup Execからサーバーを追加しようとすると以下のエラーが発生する。
リモートコンピュータへの接続中にエラーが発生しました。コンピュータが利用可能で WMI を有効にしており、ファイアウォールで遮断されていないことを確認してください。2147944122サーバー TEST01 に接続しようとする試みが失敗しました。リモートインストールを続行できない潜在的な理由を表示するには、https://www.veritas.com/docs/TECH47121 にアクセスしてください。
ユーティリティジョブの情報
開始日時: 2021年11月7日 20:37:53終了日時: 2021年11月7日 20:38:08最終エラー: 0xe00086ce – Backup Exec はリモートコンピュータに接続できません。リモートコンピュータが利用可能なこと、WMI(Windows Management Instrumentation)が有効になっていること、ファイルとプリンタの共有機能と WMI がファイアウォールで遮断されていないことを確認してください。
ジョブの完了状態
最終エラーカテゴリ: ジョブエラー完了状態: 失敗
2. 原因
原因1. NW的に疎通できていない
バックアップサーバーから追加しようとしているサーバーに対して接続できていない可能性があります。対象サーバーにping を実行して応答があるかどうかを確認してください。
原因2. NW的に疎通できていない
セキュリティが強化されたWindows ファイアーウォールを開き、下記の受信の規則を有効にします。
※参考:「セキュリティが強化されたWindows Defender ファイアウォール」の開き方
- Windows Management Instrumentation (DCOM 受信)
- Windows Management Instrumentation (WMI 受信)
- Windows Management Instrumentation (非同期受信)
- ファイルとプリンターの共有 (LLMNR UDP 受信)
- ファイルとプリンターの共有 (NB セッション受信)
- ファイルとプリンターの共有 (NB データグラム受信)
- ファイルとプリンターの共有 (NB 名受信)
- ファイルとプリンターの共有 (SMB 受信)
- ファイルとプリンターの共有 (Spooler Service – RPC)
- ファイルとプリンターの共有 (エコー要求 – ICMPv4 受信)
- ファイルとプリンターの共有 (エコー要求 – ICMPv6 受信)
以上
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