セキュアチャネルを修復する

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本稿では破損したセキュアチャネルを修復する方法を説明します。セキュアチャネルが破損しているかどうかを確認する方法については下記のエントリをご参照ください。
※参考: セキュアチャネルが破損していないか確認する

さて本題ですが、破損したセキュアチャネルは下記のどちらかの方法で修復できます。

  • ドメインに再参加する
  • コマンドで修復する

セキュアチャネルが破損したコンピューターにはドメインユーザーでログオンできないので、ローカルユーザーを使ってログオンしてください。

1. ドメインに再参加することで修復する

1. ドメインから離脱します。
※参考: Active Directoryドメインから離脱する手順

2. ドメインに再参加します。
※参考: Active Directory ドメインに参加する

2. コマンドで修復する

1. ローカルコンピューターに対して管理者権限を持つアカウントでログオンします。

2. PowerShell を起動します。
※参考:「PowerShell」の開き方

3. Test-ComputerSecureChannel コマンドを実行します。

書式

Test-ComputerSecureChannel -Repair -Credential <ドメイン名>\<ユーザー名>

※ドメインに対して管理者権限を持つユーザーを指定してください。

<実行例>

PS> Test-ComputerSecureChannel -Repair -Credential test_domain.test\Administrator

4. 下記の画面が表示されますので指定したドメインユーザーのパスワードを入力します。

5. True と表示されることを確認します。

PS> Test-ComputerSecureChannel -Repair -Credential test_domain.test\Administrator
True

以上。

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