物理サーバを利用している環境で、ボリュームを利用中のディスクサイズ以上に拡張したい場合は、スパンディスクにする必要があります。仮想環境ではディスク自体を柔軟に拡張できる。スパンディスクにする注意事項としては下記があります。
[スパンディスクのデメリット]
・ディスクの種類がベーシックから、ダイナミックに変換される
⇒ ダイナミックをサポートしていない機能やアプリケーションがある。例)BitLocker
・耐障害性が低下する
⇒ スパンディスクを構成する物理ディスクのいずれかが故障するとスパンディスク全体が故障。
1. 拡張したいボリュームを右クリックし、[ボリュームの拡張] を選択する。
ボリュームが拡張され、レイアウトがスパン、種類がダイナミックになり容量が増加していることが確認できます。
なお、冒頭でも述べた通り、スパンボリュームを構成するディスクが1本でも故障するとボリューム全体が故障し利用できなくなります。以下はディスク3が故障した例です。ディスク2が正常でもEドライブが利用不可となります。
以上。
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