Windows Server 2012R2のWindows Update 実行の際に「重要な更新プログラム」だけをインストールするか、「推奨される更新プログラム」もインストールするか迷う人がいるかと思いますが、「重要な更新プログラム」だけをインストールすれば良いでしょう。Windows アップデートを実施することにより、これまで正常に動作していたアプリケーションが動作しなくなることもあるので、必要最低限のものをインストールするというのが理由です。
Windows Server 2012 R2のWindows Updateには以下の3種類があります。
・重要な更新プログラム
OSのセキュリティホールや正常性に関する重要な問題を修正する更新プログラム。初期構築時は一律でインストールしましょう。インターネットに公開しているシステムでは、四半期に1回など定期的にインストールした方がよいでしょう。
・推奨される更新プログラム
OSのちょっとした機能修正や機能追加するための更新プログラムです。基本的にはインストール不要です。ある問題が発生していて、特定のパッチを充てることで解消されるとわかっている場合に個別に適用しましょう。
・Microsoft Update
OSではなくSQLServerなどMicorosoft 製品のアップデートです。こちらも、ある問題が発生していて、特定の修正パッチを適用することで解消することがわかっている場合に個別に適用しましょう。
なお、更新プログラムが勝手にインストールされないように、インストール設定を「更新プログラムを確認しない(推奨されません)」にしておくことをお勧めします。またWindows Updateを実施する前にバックアップを取って、万一の際にリストアできるようにしておくとよいでしょう。
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