これまでWindows Server の資格といえばMCPでしたが、これが廃止され Windows Server 関連の新しい資格として「Windows Server Hybrid Administrator Associate」が2021年12月にスタートしました。この資格を得るためには以下2つの試験を受ける必要があります。
- AZ-800: Administering Windows Server Hybrid Core Infrastructure
- AZ-801: Configuring Windows Server Hybrid Advanced Services
試験の内容
試験の概要は以下のとおりです。より詳しく知りたい方はこちら (英語)をご参照ください。Windows Server の専門的な知識に加え、Azureに関する専門知識も問われることになります。
Exam AZ-800: Administering Windows Server Hybrid Core Infrastructure
- オンプレミスとクラウド環境におけるActive Directory のデプロイと管理 (30–35%)
- ハイブリッド環境における Windows Servers と workload の管理 (10–15%)
- 仮想マシンとコンテナの管理 (15–20%)
- オンプレミスおよびハイブリッドのネットワークインフラの導入と管理 (15–20%)
- ストレージとファイルサーバーの管理 (15–20%)
Exam AZ-801: Configuring Windows Server Hybrid Advanced Services
- オンプレミスおよびハイブリッドインフラにおける Windows Server のセキュリティ (25–30%)
- Windows Server 高可用性の導入と管理 (10–15%)
- DR (Disaster Recovery) の導入Implement (10–15%)
- サーバーとワークロードの移行 (20–25%)
- Windows Server 環境の監視とトラブルシューティング (20–25%)
勉強方法
Azure について実務経験がない方は資格試験の勉強をする前に、ハンズオン型で学習できる書籍を1冊買って、ネットワークを作ってみたり、仮想マシンを作成したりすることをおすすめします。
まだ開始されていない試験なので特化した参考書等はありませんが、下記のAzureの教科書も参考になると思います。
Windowsについて深く学びたい人には下記の本がおすすめです(試験勉強としてはあまり役に立ちません)。
MSが学習用に公開しているMicrosoft Learn で無料でAzureやWindowsについて学習することもできます。
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