Windows Sever 2012R2 をクラウド環境に構築するとデフォルトで英語の環境になっていることがあります。その場合は以下の手順を実施して日本語環境に変更しましょう。以下はAWS環境で実施していますが、Azureなど他のクラウドでも同じ手順で日本語化できます。なお、日本語言語パックをダウンロードするためにインターネットに接続している必要があります。
1. 日本語の追加
[Control Panel] → [Clock, Language, and Region] → [Language]を開き以下の手順で、
日本語の追加と優先言語の変更を行います。
- 1. Add a language をクリック
- 2. 日本語を選択し、[Add]をクリック
- 3. [Move up] をクリックし、日本語を優先言語に設定
- 4. [Options] をクリック。
- 5. [Download and ins..] をクリック。
2. 主な使用場所を日本語に変更
[Control Panel] → [Clock, Language, and Region] → [Region]を開き、[Location]タブの[Home location]を [United States] から [Japan] に変更します。
3. Unicode対応でないプログラムの言語を日本語に変更
[Control Panel] → [Clock, Language, and Region] → [Region]を開き、[Administrative] タブの[Language for non-Unicode programs] の言語を[English(United States)]から、[Japanese(Japan)]に変更します。変更すると再起動を求められるので、[Restart now]をクリックして、システムを再起動します。
4. 「タイムゾーン」の変更
これは日本語表示とは直接関係しませんが、時間も合わせて日本時間にしておきましょう。[コントロールパネル] → [時計、言語、および地域] → [地域] → [日付と時刻] → [タイムゾーンの変更]で設定を[(UTC)協定世界時]から[(UTC+09:00)大阪、札幌、東京]に変更します。
5. 「ようこそ画面と新しいユーザー アカウントの設定」の変更
下の図のように初期設定では「ようこそ画面」および、「新しいユーザーアカウント」の表示言語が英語になっています。[コントロールパネル] → [時計、言語、および地域] → [地域] → [管理]タブ → [ようこそ画面と新しいユーザー アカウント]で「設定のコピー」をクリックします。再起動が必要になりますので注意してください。
以上。
コメント